ベース転向A


折角ベースに転向して、1回だけのフルメンバーでの練習で終わってしまったバンド。しかもその時はベースじゃなくギター。不完全燃焼というより、これじゃベース買った意味が無いよ!


音楽スタジオにメンバー希望の張り紙を張る。と直ぐに連絡が来た。


「今までカバーしたかったけど、出来なかった曲をカバーして1度きりのライブ」をする為にメンバー募集との事。


今まで、身内や後輩としかバンド経験が無い私の初めての挑戦。


なんでだったかは覚えていませんが、とりあえず合格という事で練習に参加する事になる。


カバー曲は、ツェッペリンの「ロックンロール」、グランドファウンクレイルロードの「アメリカンバンド」と「ロコモーション」、U2の「ラブ ケイム トゥ タウン」。(確かアルバートコリンズと一緒に歌っていた船乗りの歌だったと思う)、ビートルズの「ドントレットミーダウン」。


オリジナル曲は3曲でコード進行とヴォーカルのメロディーラインのみ決まっていた。


カバー曲は耳コピして練習すれば何とかなった。


問題はオリジナル曲の方だった…。


変拍子に慣れていない私はタイミングが取れずバンドの落ちこぼれで曲を止めてしまう事もシバシバ。


曲を作っていく上で、急速な方向変換に対応出来なかった。


これは凄く重要な事なんですが、曲のイメージを最初に告げられるとします。ここではバラードです。で、「ベースは思い切り動いてメロディアスにお願いします。」と要求を受けます。じゃあ、という事でルートと3度、5度以外にも沢山の音を使ってベースライン(というよりメロディーライン)を考え演奏します。当初の予定より歌の部分はタイトに変わります。この変化に即対応出来ずに、延々と動くベースを引き続けます…。ボーカルが切れだします。「ベース!気持ち悪い!」


そう言われて「だって動けって言ったじゃない!」と返すと、曲のイメージが変わったんだから「ベースも変えてくれ!」と怒られました。


ちょっと怒り気味にルート、3度、5度のみでタイトにベードラとスネアに合わせる。気持ちイいい!確かにこの方が良いわ。


今考えてみれば当たり前の事です。バンドだけなく日常生活でも仕事でも、変化してしている中に身を置く場合、常に変化に対応出来る準備は必要でしょ?嫌なボーカルだったけど、これだけは感謝しています。


ちなみのこのバンドのライブは成功して、勿論、ライブ後直ぐに解散しました。


初めての武者修行はかなりシンドかったけどやり遂げました。

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